マウスピース矯正のメリット・デメリットとは?

こちらの記事では、マウスピース矯正のメリットとデメリットについてまとめています。また、ワイヤー矯正との違いや、マウスピース矯正に向いている人・向いていない人、費用目安や期間などについても解説しています。

マウスピース矯正とは?ワイヤー矯正との違い

見た目の違い

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用した矯正治療であり、「見た目の違い」が金属の矯正装置を使用するワイヤー矯正との大きな違いといえます。そのため、目立たない装置を使用したいと考えている場合には、マウスピース矯正の方がメリットがあるといえます(ワイヤー矯正においても、目立ちにくい装置を使用しているケースもあります)。

装置の取り外し

マウスピース矯正は1日22時間以上(少なくとも18時間以上)の装着が必要ではあるものの、歯磨きや食事の際に装置を取り外しできますが、ワイヤー矯正は装置の取り外しができないため、歯磨きがしにくいという面があります。

対応できる症例の幅

マウスピース矯正は対応可能な症例が限られることがありますが、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できるという点がメリットです。ただ、マウスピース矯正単体では対応が難しい症例だったとしても、ワイヤー矯正と併用することによって治療の可能性を広げられます。

マウスピース矯正のメリット

矯正装置が目立ちにくい

透明で薄いマウスピースを使用するため、マウスピース矯正は矯正治療中であることを周りに気づかれにくいという点がメリットです。仕事などで人の前に立つ機会が多い、就職活動で面接の予定がある、結婚式などイベントがあるという人でも、不安なく矯正治療を続けられます。

痛み・違和感が少ない

これまで多く使用されてきたワイヤー矯正は、幅広い症例に対応できるものの、違和感を覚える・金属製の装置により口腔内に傷をつけてしまうといったことがありました。しかし、透明な薄い装置を使用するマウスピース矯正の場合には、このような問題の軽減が可能です。さらに、歯型をとってマウスピースを作成することから口腔内に装置がフィットし、違和感や痛みが少ないという面があります。

事前に3Dシミュレーションで治療計画の確認が可能なブランドもある

例えばインビザラインなど、治療を開始する前に3Dシミュレーションなどで治療計画を確認できる場合もあります。どのような歯並びになるのかをあらかじめ確認できるため、治療へのモチベーションを保ちやすくなります。

取り外しができる

取り外しが可能なマウスピースを使用して治療を進めていきますので、食事中や歯磨きの際に取り外しができます。そのため矯正装置と歯の間に食べ物が挟まってしまう、歯磨きがしにくいといったことがありません。

マウスピース矯正のデメリット

しっかりと自己管理を行う必要がある

マウスピース矯正の場合、1日22時間以上(少なくとも18時間以上)の装着が推奨されているものがほとんどです。もし装着を忘れてしまうことが続くと効果が出にくくなり、治療期間が伸びる可能性がありますので、しっかりと装着できるように自己管理を行う必要があります。

また、マウスピースを紛失してしまった場合には作り直しが必要となるため、新しい装置ができるまでは治療を行えなくなります。このような面からも、しっかりと管理を行うことが大切です。

適応不可の症例がある

マウスピース矯正が対応できるのは、軽度から中程度の歯列不正、歯の間隔が空いているケースなどです。そのため、症例によってはマウスピース矯正では対応ができないケースもあります

以上の点からマウスピース矯正を希望する場合には、まずは歯科医院で精密検査をうけ、医師と相談の上自分の症例の場合に対応できるかどうかを確認する必要があります。

装着中の飲食ができない

マウスピースを装着している間は、基本的には水や無糖の炭酸水以外の飲食が不可です。取り外しは数秒で行えますが、マウスピースを食事のたびに取り外しが面倒と感じる人には向いていない可能性があります。

向いている人・向いていない人の目安

マウスピース矯正が向いている人

マウスピース矯正は、透明な装置を使うことから「見た目が気にならない装置を使用したい」という希望のある人に向いている方法です。そのほか、軽度の不正咬合の人や金属アレルギーの人などに向いています。また、長時間マウスピースを装着する必要があるために、しっかりと自己管理ができる人向きの治療方法であるといえます。

マウスピース矯正が向いていない人

重度の不正咬合がある人や自己管理を苦手としている人には、マウスピースによる矯正治療が向いていないといえます。また、短期間で歯並びを整えたい人日常的に喫煙の習慣がある人歯軋りや食いしばりの癖がある場合には、マウスピースによる矯正の効果が出にくい・治療が長引く可能性が考えられます。

費用相場・治療期間と追加費用の注意

複数の歯科医院で相談することがおすすめ

マウスピース治療の費用相場は、全体矯正を行う場合60〜100万円部分矯正を行う場合は10〜40万円が一般的です(初診料や検査料、装置代、調整料など含む)。ただし、細かい費用は治療を受ける歯科医院によって異なるため、まずは複数の歯科医院で相談してみることがおすすめです。また、追加で費用が発生する可能性があるかもあらかじめ確認しておくと、不安なく治療を進められます。

分割払いやデンタルローンに対応している歯科医院もあるため、希望する場合には相談してみてください。

治療の難易度などにより治療期間が変わる

治療期間は、それぞれの症例の難易度によって変わってきます。例えば軽度の症例であれば1年以内中程度の症例であれば1年半から2年程度複雑な症例の場合は2年から3年程度必要になるケースが一般的です。

また、マウスピースを決められた時間しっかりと装着できたかどうか、という点も治療期間に関係してきます。もし装着が不十分であれば治療期間が伸びてしまう可能性があるため注意してください。

失敗・後悔を防ぐ注意点と対策

装着時間を守る

前述の通り、マウスピース矯正を進める上では1日22時間以上(少なくとも18時間以上)といったように、指示された装着時間を守ることが非常に重要です。そのため、歯磨きと食事の時間以外は常に装着するようにしてください。もし装着時間が不足してしまった場合には、治療期間が伸びる可能性があります。

定期的な通院と調整を行う

マウスピース治療を行う場合にも、定期的に通院をします。治療方法により通院の間隔は異なりますが、通常は4〜8週間ごとに通院し、歯の動きを確認しながら治療を進めていく、ということになります。もし予定された通院日に通えないとなると、もし問題が発生していてもすぐに発見できなくなり、治療計画の修正が遅れてしまう可能性も考えられます。

まとめ

マウスピース矯正を検討する際には、まずはメリットとデメリットについて知った上で、自分に合った治療方法を選択することが大切です。本記事の内容を参考にしてどのような治療なのかを知った上で、歯科医師と相談しながら治療を進めるようにしてください。

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※2 2025年1月14日 調査時点 参照元:ごとう歯科・矯正歯科クリニック公式HP(https://www.goto-smile.com/adult/